昨日、横浜の150回目の開港記念日に合わせて、Y Font Projectのキックオフミーティングを開催しました。

横浜は都市における書体のあり方を改めて考えるきっかけになった都市で、都市フォント研究会、都市フォント構想を練りあげる中で、日本の都市フォントのモデルケースとして想定している都市です。横浜フォントプロジェクトは、現在横浜が掲げているクリエイティブ・シティ構想、あるいは開港150周年を記念して改めて作り上げている横浜ブランドなどの文脈において、横浜固有の書体のあり方を提言、制作をし横浜ブランドの向上に寄与する事を目的として独自に立ち上げたプロジェクトです。

参加者はタイププロジェクトの鈴木と両見に加え、スコレックスの小林巌生さんを迎えて行いました。小林さんは現在、横浜開港150周年を記念して行われている、横浜の50年後のブランドを考えるプロジェクト「イマジン・ヨコハマ」の中で主にウェブを中心とした情報デザインの分野で活動をされている方です。

小林さんの紹介で中華街の萬珍楼で点心や飲茶をいただきながら、Y Font Projectの今後の進め方やメンバーの構成方法などについて意見を伺いつつ、現在の近況報告などを行いました。帰りに重慶飯店で買ったお土産の月餅を手に、確かな手応えを感じた1日でした。

Hideyo Ryoken